火産霊神社(ほむすびじんじゃ)
祭神
火産霊大神
例祭
5月24日
文化財指定
福井県 馬鹿ばやし
特殊神事
馬鹿ばやし
由緒沿革
社伝によると、創祀は福井藩祖結城秀康が下総国結城(茨城県)に在城の砌(みぎり)、遠江国(静岡県周智郡)秋葉神社の分霊を城内に勧請(神仏の分霊を請(しょう)じ迎えること。)、慶長6年(1601)当国北庄(現福井)に移封せられるや居城の東南端今の地に移した。
以後防火神と崇められ、藩の祈願所と定められて、歴代城主の崇敬するところであった。
明治5年福蔵院秋葉神社を火産霊神社に改称。
昭和23年震災を受けたが昭和28年本殿、昭和38年拝殿、昭和51年10月神楽殿改築と順次復興、建築され現在に至る。
なお、当神社には県指定(昭和37年)の無形文化財「馬鹿ばやし」という芸能が伝承されている。この芸能は朝倉家家臣多田善四郎により伝えられたものである。